【村田理沙】赤面の告白 「本名はリサ・マリ・タランティーノ」

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【村田理沙】赤面の告白 「本名はリサ・マリ・タランティーノ」
 村田理沙選手のプレーを見ていると、素晴らしいスイングと確かなパッティングテクニックが光りますね。今後の活躍が楽しみです。

 自己最高の4位発進の村田理沙が赤面の告白 「本名はリサ・マリ・タランティーノです」

  ツアー未勝利の村田理沙が4位タイ発進を決めた。

<KKT杯バンテリンレディス 初日>
◇12日
◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)
◇6518ヤード・パー72

プロ10年目の村田理沙が6バーディ・2ボギーの「68」で回り、ツアー49試合目で自己最高の4位と好発進に成功した。インから出て、10番パー4で残り161ヤードの2打目をピン左3メートルにつけて幸先良くバーディを奪い、続く11番パー5も4メートルを沈めた。父親が米国人、母親が日本人のハーフで彫りの深い顔立ちが印象的な28歳が「きょうのキーホールだった」と話したのは15番パー4。この日唯一のボギーを打った直後に奪ったバーディだ。

フレアスカートがふわり【写真】

「調子はずっと悪くない。でも、一つのミスをきっかけにズルズルと後退していた。大切なのは流れを切らさないこと。15番はバーディを狙っていたわけじゃなく、考えていたのは全体の流れ。それだけを意識していた」

残り133ヤードの2打目を9番アイアンでカップが切られた2段グリーンの同じ奥の段に乗せた納得のショット。4メートルに沈めるバウンスバックのバーディで流れをグイと引き戻した。

プロデビュー戦だった2015年の「グアム知事杯」で優勝し、一躍脚光を浴びた。だが、その後は低迷。結果を出せない日々が続き、「気がつけば、6月の誕生日で29歳。でも、焦りはないです」と話し、「亀みたいにゆっくりだけど、一歩ずつ成長していると思っているので」と笑った。今季はQTランク15位の資格で前半戦の出場権を獲得し、「アクサレディス」では初日に自己ベストの「67」をマークしてキャリアハイの23位タイに入った。

歩みは遅いが、言葉通りの日々成長。「いつも怒ったような顔をしている、と言われるので今週は楽しみながらやっています」と笑顔も心がけている。米国アリゾナ州に住む父とは連絡を欠かさない。「父は今63歳です。名前ですか…」。しばし逡巡したあとに「ロバ-ト・タランティーノです。(映画監督・プロデューサーの)クエンティン・タランティーノとは関係ないけど、同じイタリア系です」と恥ずかしそうに話し、「実は私もリサ・マリ・タランティーノが本名です。タランティーノってなんか、へへっ」とまた照れた。
(文・臼杵孝志)

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