今季3勝目の佐久間朱莉、飛躍の秘密はパッティング…目標「年間5勝とメジャー優勝」に大幅修正
佐久間朱莉、アース・モンダミンカップで圧巻の今季3勝目!
6月29日、千葉・カメリアヒルズCCで開催された「アース・モンダミンカップ」の最終日で、佐久間朱莉選手(22)が通算11アンダーで今季3勝目を挙げました。最終ラウンドでは4バーディー、2ボギーと安定感を発揮し、賞金5400万円を手にしました。
優勝の鍵は「正確なパッティング」
今季、飛躍を遂げている佐久間選手。その秘密はパッティング練習の質の向上にあります。毎朝、フェースの向きやリズムを確認することで方向性が安定。さらに体幹トレーニングを取り入れた結果、ショットが安定し、ミスを最小限に抑えることができました。
プレッシャーを跳ね返した後半のプレイ
最終日のショットは不調でしたが、2番でボギーを叩いた後、3番で15メートルのパットを沈めてバーディーを奪取。6番でのボギーも7番のバーディーで即座に取り返し、後半にはさらに2つのバーディーを重ねる粘り強さを見せました。
ツアーの主役へ躍進
シーズン前は「初優勝」を目標に掲げていた佐久間選手。しかし、今では「年間5勝とメジャー優勝」という野心的な目標を追いかけるツアーの中心的存在となっています。
一方、3日目まで首位を守った河本結選手は、体力不足を理由にスイングが振るわず3位で終了。「オフの走り込みが必要」と語り、悔しさをにじませました。