リランキング“崖っぷち”の下川めぐみ “ショットインイーグル”＆“チップインバーディー”連発で首位発進「神様がいるなと」

　6月12日、兵庫県六甲国際ゴルフ倶楽部で開幕した宮里藍サントリーレディス初日。ツアー未勝利の42歳、下川めぐみ選手が1イーグル、7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーと波乱万丈のプレーで「66」を記録し、6アンダーで首位に立ちました。

　最初の勢いは1番ホールのバーディーパットから始まりましたが、6番ホールでのダブルボギーを含む連続ミスで流れを失いかけた瞬間も。しかし、8番ホールでは8番アイアンのセカンドショットが直接カップインする“ショットインイーグル”を決め、大きな反撃を見せました。その後もスーパーショットが続き、後半では安定したプレーでバーディーを重ねました。

　「イーグルやダブルボギーが混ざった目まぐるしい一日」と振り返る下川選手は、パターを自身の感覚に合う長さに調整したことが功を奏したと語ります。現在QTランキング17位の彼女にとって、この大会での上位20位入りは中盤戦リランキング突破への鍵となります。

　「体力を温存して明日に備え、さらに伸ばしていきたい」と意気込みを見せる下川選手。この勢いのまま、ツアー初勝利に向けた挑戦が注目されます。