女子ゴルフ・岡本綾子さん、自宅の“開かずの扉”の向こうにあったのは…ゴルフそのものだけではなく、道具に対しても持っていた独特で敏感な勘
岡本綾子さんのゴルフへの情熱とユニークなエピソード
岡本綾子さんは、全米女子オープンで6度のトップ10入りを果たし、海外メジャーで日本勢最多の通算12回トップ5を記録した歴史的な選手です。彼女のゴルフスタイルには独特な勘が光り、ユニークな逸話もたくさんあります。
例えば、岡本さんはラウンド後、トーナメント会場の排水溝を利用してクラブのライ角を調整する姿が見られました。当時はサービスカーが常駐していなかったため、自身でクラブを微調整し、「これでよし!」と納得するまで何度も試行していたとのこと。
さらに、彼女の自宅にはグラインダーやスイングバランサーなどの工具が揃っており、メンテナンスや修理を自ら行う職人技も披露。こうした大胆で繊細な対応からも、彼女のゴルフへの情熱と深い理解がうかがえます。
岡本さんの弟子である青山加織さんも、彼女のユニークな逸話を「排水溝の日」として語り、その熱意と行動力を笑顔で振り返りました。時にほろ酔いで「削っちゃったパター」として譲られたクラブが、専門家から絶賛されるほどバランスに優れたものであるなど、岡本さんの行動には驚きが尽きません。
彼女の情熱が紡ぐエピソードは、ゴルフだけでなく、物事に真摯に向き合う姿勢を思い起こさせてくれます。

