渋野日向子「スマイル全開」で２位浮上　メジャー２勝目に解説の東尾理子も期待

　今季メジャー第2戦「全米女子オープン」の2日目がウィスコンシン州エリンヒルズで行われ、渋野日向子選手（26歳、サントリー）が通算5アンダーで暫定2位に浮上し注目を集めています。2019年の「AIG全英女子オープン」以来となるメジャー2勝目に向け、大きな期待が高まっています。

　この日、渋野選手は同じく12位からスタートした西郷真央選手とともに快調な滑り出しを見せました。後半の10番ホールではラフからの見事なチップインバーディーを成功させ、笑顔を輝かせました。その後、3連続バーディーを含む圧巻のショットを次々と披露。最終18番でボギーがあったものの、3打差で暫定2位に浮上しています。

　解説を務めた東尾理子氏は、「彼女の調子がこれまで良いとは言えなかったが、ここへ来てクラブの変更が功を奏している。昨年も同じ大会で2位になっているため、似たようなシナリオが期待できる」とコメント。渋野選手の復調ぶりと可能性に期待を寄せています。

　次のラウンドでも、彼女がどのようなドラマを見せてくれるのか、ファンの注目が集まります！