もはやアマチュアに5番アイアンは必要ないのか? ユーティリティーにすべき人とその理由
5番アイアンの代わりに選ぶクラブ、その理由とポイント
近年、アイアンセットのスタンダードが変わりつつあります。5番アイアンが徐々にセットから外れ、6番や7番アイアンを起点としたセットが一般的に。今回は人気クラブフィッター石井建嗣さんによる解説をもとに、その背景と代替クラブについてご紹介します。
なぜ5番アイアンが減少しているのか? アイアンのロフトが立ってきたことが主な要因。以前の5番アイアンはロフトが27度前後でしたが、近年のモデルは25度以下となり、扱いにくさが増しています。そのため、多くのアマチュアゴルファーがユーティリティーやフェアウェイウッドへ移行する傾向にあります。
ユーティリティーの利点とは? ユーティリティーは球が上がりやすく、ミスヒットにも強い低重心設計が特徴です。また、アイアンよりもロフトがわずかに寝ているモデルが推奨されることで、ヘッドスピードを活かしつつ適切な距離をカバーできます。
プロにとっては5番アイアンのメリットも大きい 一方で男子プロ選手は、スピン性能を活かしてグリーン上でのコントロールを重視するため、今でも5番アイアンを選ぶケースが多いです。
選ぶポイントは落下角度! クラブ選びの際には「落下角度」が重要。落下角度が40度以上であればアイアンでも良し、40度以下ならユーティリティーへの移行がおすすめです。
ミドルアイアンのセット選びに悩む方は、自身のプレースタイルに合った選択をぜひ検討してみてください!
