ジャンボの秘蔵っ子、佐久間朱莉が完全Ｖでツアー通算２勝目　新人の荒木優奈は２打差２位

　国内女子ゴルフツアー「ブリヂストン・レディース」が最終日を迎え、佐久間朱莉選手（22）が見事なプレーで首位を守りきり、通算20アンダーで優勝を果たしました。5バーディー・1ボギーと安定したプレーで完全Vを達成。今季だけでなく、ツアー通算2勝目を手にしました。

　佐久間選手は、今年4月の「KKT杯バンテリン・レディース」で悲願の初優勝を果たしたばかり。今回の試合ではその経験と自信を活かし、わずか1カ月で2勝目を掴む快挙を成し遂げました。特に前半のラウンドでは4バーディーを決め、ノーボギーという圧倒的な独走態勢を披露。

　この勝利は、佐久間選手がプロテスト合格後着実に実績を積み重ねてきた結果です。昨シーズンは2位が3回と悔しい思いをしましたが、その経験が今季の飛躍につながったと言えそうです。

　一方で、ツアールーキーの荒木優奈選手（19）やイ・ミニョン選手も健闘し、通算18アンダーで2位タイに。鈴木愛選手が1打差で4位に入りました。