元黒服の異色経歴62歳が試合で初エース決め副賞100万円獲得 崎山武志が68で回り首位タイ発進

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元黒服の異色経歴62歳が試合で初エース決め副賞100万円獲得 崎山武志が68で回り首位タイ発進

マイナビシニア&レディースカップ初日:大ベテラン崎山武志が躍進

 2025年5月24日、千葉県柏市の藤ケ谷GCで開催されたマイナビシニア&レディースカップ初日。男女シニアと女子が同じ組で回るユニークな形式の大会で、62歳の崎山武志が注目を集めました。崎山選手は15番ホールで見事なホールインワンを記録し、68のスコアで首位に立ちました。同じく首位は寺西明選手。一方、女子トップは大竹康子選手で69のスコアで3位につけています。

 崎山選手のホールインワンは、194ヤードのパー3で達成。5番アイアンで打たれたボールがカップに吸い込まれ、その後も勢いに乗り、16番ホールではバーディーを獲得。崎山選手は「チームのおかげ」と同伴競技者への感謝を忘れない姿勢を見せました。

 過去にはシニアツアーで賞金ランク2位となるなど実績を重ねた崎山選手ですが、ショットイップスに悩まされ、昨季は賞金シードを手放す苦しい時期も経験。それでも試行錯誤を続けた結果、ショットの安定感を取り戻し、この大会で復調の兆しを見せました。

 崎山選手の独特な経歴も話題を呼びます。愛媛から上京後、飲食店経営などを経て24歳でゴルフ場の研修生に。29歳でプロテストに合格した異色のゴルファーです。

 この大会はプロとアマチュアが同じ組でプレーする形式で、競技を超えてゲストとの交流を楽しむのが特徴。「明日もアマチュアの方々と楽しくプレーしながら、優勝を目指したい」と語る崎山選手の姿には、長年の苦労を乗り越えたシニアならではの温かみが感じられました。

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