岩井千怜が涙の1週間を経て決勝へ！自分のペースを楽しむ

　アメリカ・ニュージャージー州で開催されている「ミズホ・アメリカズオープン」の2日目、日本のルーキー・岩井千怜が躍進を見せました。初日62位からのスタートでしたが、2日目は6バーディ・1ボギーの「67」を記録し、トータル5アンダーで13位に浮上。首位と3打差の好位置につけました。

　この日は強い雨が降り続く厳しいコンディション。しかし、岩井は「タフな状況だったが、気を抜かずにプレーできたことが良い結果につながった」と振り返りました。特に終盤のプレーが光り、15番・16番ではアイアンショットを1メートルにつける精度の高いプレーで連続バーディを奪いました。「短いバーディパットが多く、セカンドショットの精度が良かった」と自信を見せています。

　先週はスロープレーによる罰打で予選落ちという悔しさを経験しましたが、その失敗を乗り越え、ニューヨークの地で気持ちを切り替えて好プレーを続けています。「あしたも自分のペースで楽しみたい」と意気込みを語り、ムービングデーでさらなる躍進を誓いました。

　優勝争いに向けて岩井の挑戦は続きます。日本の若き才能が世界の舞台で輝く瞬間に期待しましょう！