石川遼が語る！菅沼菜々の驚異のスピード復活とは？

　女子プロゴルフツアー「パナソニックオープン」の最終日（4日・千葉 浜野GC）で、菅沼菜々選手（25）が通算10アンダーで優勝を飾りました。首位からスタートし、5バーディー、2ボギーの69でラウンド。昨季はポイントランキング79位でシードを喪失する悔しいシーズンでしたが、主催者推薦で得たチャンスを見事に活かし、約1年7か月ぶりの復活勝利を遂げました。

男子ツアーでの経験が復調のきっかけに
　この勝利の裏には、前週の男子ツアー「前沢杯」での経験が深く関係していました。菅沼選手は、石川遼選手（33）と第1・第2ラウンドを同組でプレー。男子ツアーならではの速いリズムのプレーを体感し、それが自身のプレーに良い影響をもたらしたとされています。

　この日、男子ツアー「中日クラウンズ」の会場にいた石川選手は、菅沼選手の復活優勝を知ると驚きを隠せない様子で、「すごくないですか、それ。そんなことあります？」とコメント。一緒に回った際には「上手だし、飛ぶし」と感じていたものの、翌週すぐに優勝を遂げたことに「すごすぎる」と改めて賛辞を送りました。

次なる舞台は国内メジャー！石川遼の影響は続く？
　菅沼選手の次戦は、国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」（8日開幕・茨城GC東コース）。石川選手とのラウンドで得た刺激が、今後どのような影響を与えるのか注目されます。

　男子ツアーでの経験を活かし、見事な復活優勝を果たした菅沼選手。メジャー大会でのさらなる躍進を期待しながら、今後のプレーを見守りましょう！