浅地洋佑まじで神ｗｗｗ 4年ぶりVOBセーフとかチップインバーディーとか鳥肌たったんだが

　2025年5月4日、愛知県の名古屋GC和合Cで開催された「中日クラウンズ」最終日。浅地洋佑が3バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで今季初優勝を果たした。これにより、彼は2021年の「マイナビABC選手権」以来となるツアー通算4勝目を達成した。岩田寛と宮里優作が1打差で惜しくも2位となり、2週連続優勝を狙った小西たかのりは4位に終わった。

　長いスランプを乗り越えて 最終ホールのウイニングパットを前に、浅地の目にはすでに涙が浮かんでいた。「この3年はほぼいいことがなかった。ようやく報われると思った」と彼は振り返る。東京都出身で杉並学院高時代には石川遼の後輩だった彼は、2021年のオフシーズンに突然の不調に見舞われた。クラブを握っても思うようにショットが決まらず、2022年には賞金ランク86位でシードを失った。翌年にはシードを取り戻したものの、なかなか結果を残せずにいた。

　運も味方した勝利 この日は3人の首位タイからスタートし、1番ホールでいきなりボギーを叩く。しかし、グリーン右バンカーからのトップしたショットが小西の球に当たって止まる幸運に恵まれた。「当たらなかったらダボだった」と振り返る。また、15番の2打目もOBにならず、さらには2度のチップインバーディーも決め、運も彼の勝利を後押しした。

　「今日で少し強くなれたかな」と語った浅地。長いゴルフ人生の中での寄り道も、決して無駄ではなかった。この勝利が、彼の今後のキャリアにどう影響を与えるのか、さらに期待が高まる。