「これならパーが取れそうだ」→結果はダボ… なぜアマチュアは「スコアの皮算用」をすると悪い結果になるのか？

　ゴルフをプレーしていると、ティーショットやアプローチがうまくいった瞬間、「このホールはいいスコアが出そう！」と心の中で皮算用してしまいがちです。しかし、皮算用が生むのは余計なプレッシャーと結果のズレ。「思ったより1打多かった」という経験、あなたにもありませんか？

皮算用が招く失敗の例

パーオン時：
グリーンに乗った安心感から「2パットで終わる」と楽観視し、結局3パットでボギーになる。

簡単なアプローチ時：
気の緩みからミスを連発し、結果的に予定より多くの打数を要する。

　ゴルフはカップインするまで何が起こるか分からないスポーツです。プロの試合でも、バーディーチャンスがパットミスでボギーに終わることがあります。それなのに、アマチュアは「グリーンに乗ったら大丈夫」と、つい気を抜いてしまうのです。

　得意距離でも油断は禁物 筆者自身、ウェッジの得意距離（80～100ヤード）でのショットに過信し、失敗を重ねたことがあります。自分の技術を過信せず、常に目の前の1打に集中することが大切です。

　春のゴルフは「目の前の1打」に集中！ この春のラウンドで、スコアの皮算用を一切せず、目の前の一打に集中することを目標にしました。結果よりもプロセスに目を向ける姿勢が、ゴルフ上達の鍵となるでしょう。