ゴルフ場の真ん中を電車が走る!? 日本ではありえないオーストラリアのリンクスコース
南オーストラリアで発見された「奇跡のリンクス」~ロイヤルアデレードGCの魅力~
ゴルフ愛好家の武居振一氏は、世界中のコースを巡りその美しさや個性を堪能してきた。その彼が驚愕したゴルフコース、ロイヤルアデレードGCが豪州南西部に静かに存在していました。氏の経験豊富な目に留まったその特異な魅力とは?
設計者はコース界の巨匠、アリスター・マッケンジー。ロイヤルアデレードGCは、自然の地形を巧みに活かしながら設計された「リンクス」の美しさが際立っています。例えば、コース中央を走り抜ける電車や、1番ホールのティーが18番グリーンのそばに位置するユニークな構造など、普通では考えられない驚きが散りばめられています。
さらには、松林に囲まれた小さなグリーンの静寂さや砂丘によるクラシックなデザインといったコースの個性が、訪れる者の心を惹きつけます。特に11番ホールは、100年もの間手付かずで残された自然の美しさが圧巻です。
武居氏は、ここにマッケンジーの独創性と遊び心が具現化されていると感じました。荒涼とした大地に自然と調和するコース設計は、まるでパズルゲームのよう。リンクスファンにはぜひ訪れてほしいゴルフ場として、その名を広めたいと語っています。
