女子ゴルフ・竹田麗央　ラウンド途中から「練習でもほとんどやったことがない」クロスハンド試みるも…パッティング改善されず、暫定50位発進

　4月11日、埼玉県鳩山町の石坂ゴルフクラブで行われた国内女子ゴルフ「富士フイルム・スタジオアリス女子」の初日は、雷雲の接近による中断の影響で多くの選手が第1ラウンドを完了できず、翌日に順延となりました。今シーズン国内初戦となった竹田麗央選手（21）は、11ホールを終えた時点でイーブンの暫定50位。翌日は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが予定されています。

　昨年、年間女王として8勝を飾り米ツアーに活躍の場を移した竹田選手は、2月の中国大会でツアー通算2勝目を挙げて以来5か月ぶりの国内戦となりました。初戦のプレーは思うように進まず、バーディー3つ、ボギー3つと苦戦。注目を集める中での出場に「悔しい」と率直な感想を述べています。

　竹田選手はパッティングの不調が続いており、この日は握り方を変える試みをしましたが、フィーリングを完全には掴めなかった模様。「やり続けなければ分からないこともある」と前向きな姿勢を見せ、本大会を忍耐の場とする意気込みを語りました。