稲見萌寧「久々にテレビカメラがついてくれた」　首位と1打差4位発進

稲見萌寧、アクサレディス初日で好発進！約1年4か月ぶりの60台を記録

　宮崎県UMKカントリークラブで開催された女子ゴルフトーナメント「アクサレディス」で、稲見萌寧（25）が初日を69（4バーディー、1ボギー）の好スコアで終え、首位と1打差の4位につけました。今年は国内ツアーに主戦場を戻したものの、開幕戦から苦しい試合が続いていましたが、第3戦目でついに巻き返しを見せました。

　稲見選手にとって国内ツアーでの60台ラウンドは、2023年「JLPGAツアー選手権リコー杯」最終ラウンド以来、約1年4か月ぶりの記録。「アンダーで回るのは今年で2回目くらい。60台のスコアはやっぱり嬉しい」と充実感を語りました。

　昨季は米ツアーでの厳しい戦いを経験し、予選落ちが相次ぐ苦境に立たされましたが、日本ツアーでは徐々に粘り強さを発揮。この日は、強風の中でもミスを最小限に抑え、9番では9メートルのバーディーパットを沈めるなど、成功体験を積み重ねながらスコアを伸ばしました。

　「まだ仕上がりは30％くらい」としつつも、前向きに挑む稲見選手。大会を通して自信を深め、さらなる飛躍に期待がかかります！