“蛇の巣穴”は入口が危険? PGAツアー名物・連続3ホールの難度を比べてみた
PGAツアーの名物「難所」—スネークピットの魅力
PGAツアーでは、特定のコースにある連続3ホールが「難所」として大会の見どころになることがあります。有名な例には、「マスターズ」のアーメンコーナーや「全米プロ」を開催するクエイルホロークラブのグリーンマイルが挙げられます。
今週の舞台、イニスブルックリゾートのコパーヘッドコースでは、16番から18番の3ホールが「スネークピット」として知られ、ゴルファーたちに試練を与えています。16番ホール(475ヤード、パー4)は、右ドッグレッグと池によって非常に高い難度を誇り、2024年大会では平均スコア4.294という結果でした。コース戦略や精密なショットが求められるこのホールは、多くのプレイヤーが苦戦する場面として注目されています。
また、17番ホールは長いパー3(215ヤード)、18番ホールはティショットの正確性が重要となるパー4(445ヤード)。グリーンの傾斜と打ち上げの難しさから、いずれも気の抜けない挑戦です。
選手たちのコメントからも、その難易度の高さが浮かび上がります。特にティショットの慎重な選択が勝負の分かれ目となるため、ギリギリのラインを攻める判断力が試されます。
スネークピットを突破する鍵は、「リスクとリターン」をいかに計算するか。ゴルフファンにとっても、選手の技術と判断力を楽しむ絶好の機会です。
