アマチュア男性ゴルファーのヘッドスピードや飛距離は、女子プロに近いと言われることもありますが、近年のトップクラスの女子プロは、ヘッドスピードや飛距離で一般男性を凌駕する場面も見られます。今回、人気クラブフィッターの石井建嗣さんが、アマチュア男性にとって参考になる女子プロのクラブセッティングを解説します。
女子プロの飛距離の秘密とは?
女子プロの飛距離の秘密は、筋力ではなく“効率”にあります。彼女たちは圧倒的なミート率と解析されたスイングによって、理想的な飛距離を実現しています。そのため、一般男性ゴルファーが彼女たちのセッティングを参考にすることは、クラブ選びの新たな視点を提供してくれるかもしれません。
参考にしたい女子プロ3名のセッティング
脇元華プロ 現代風の超スタンダードなセッティングが特徴。軽量シャフトを使用し、バランスの取れたウッドやアイアンを揃えています。特に6番からPWまでの構成はアマチュアにもおすすめ。
馬場咲希プロ ハードヒッター向けの重めのセッティングが目を引きます。ウッドからアイアンまで一貫した重量感が特徴で、力強いスイングを目指す男性には参考になります。
菊地絵理香プロ アイアンが苦手なゴルファー向けのセッティングで、フェアウェイウッドを多く取り入れています。軽量アイアンと充実したウェッジ構成が特徴です。
重要なポイント
3名に共通するのは、ストロングロフトのPWの下に3本のウェッジを入れる点。これにより、ショートゲームでの柔軟性を確保しています。
一般男性ゴルファーの場合、アイアンのシャフト重量は女子プロより少し重めのものを選ぶと良いでしょう。
女子プロのセッティングを参考に、自分のスイングや筋力に合ったクラブを選ぶことで、さらなるスコアアップが期待できます。ぜひ取り入れてみてください!
