原英莉花が戦うエプソンツアーの厳しさ 池に向けて軽量ボールを打つ練習場も
原英莉花、エプソンツアーで次なるステップへ挑戦
原英莉花選手が今シーズン参加しているエプソンツアーは、LPGA(米国女子ツアー)の2部ツアーで、年間20試合を通じてプロの実力を磨く場となっています。ツアーはアメリカ国内を巡り、フロリダでの試合から始まり、西海岸、中西部、東海岸と移動しながら10月の最終戦まで続きます。
原選手は、年間ポイントランキングで上位10位に入ることで翌年のLPGAツアーカードを獲得することを目標に掲げています。シーズン第3戦「IOAゴルフクラシック」における取材では、フロリダ州アラクアCCの独特な練習環境が注目されました。選手たちは池を練習場として利用し、「フローターボール」という軽量の浮くボールを使用して練習します。この特殊な環境は選手にとって挑戦的である一方、試合経験を重ねる貴重な機会ともなっています。
エプソンツアーの厳しい条件下でプレーする原選手ですが、この環境で鍛えられることで、彼女はさらに高いレベルへ成長することが期待されています。テレビ中継のない舞台で戦い続ける今年の原選手の挑戦を、多くのゴルフファンが温かく見守っています。
