【ゴルフレッスン】パッティングマットで練習する方法!

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【ゴルフレッスン】パッティングマットで練習する方法!
「パッティングハイウェイ」は格安で手軽にパターの練習ができるので、正月休みにぴったりですね!私も興味があるので、試してみたいと思いました。方向性とタッチを同時にトレーニングできるというのは、効果的な練習法だと感じます。

「方向性」と「タッチ」を同時に作れる
 スコアメイクに重要なパター練習、頭では分かっていてもなかなか取り組みにくいもの。寒い冬こそ、暖かい室内で飽きずにパター練習に取り組めるグッズはないかと探していたところ「パッティングハイウェイ」なる非常に格安な練習器具を発見。早速購入し「インドアゴルフレンジKz亀戸店」でテストしてみました。
 一見すると、プラスチックのレールにゲートがついただけ。見ただけで「ゲートを通すことで打ち出し方向を安定させる」ための練習器具であることは分かります。

方向性を確保するためのゲートは、「ヘッドをどこまで出すか」という振り幅の目安としても機能している
そして、ボール前方すごく近い場所にゲートがあるということは、「フォローからフィニッシュのヘッドの位置」すなわち振り幅とヘッド軌道を低くする効果もありそうです。

 販売しているサイトを見てみると、基本的にはインドア環境に適した練習器具のようなので家でパター練習する人にも向いてるようです。

 使い方はいたってシンプル。転がす距離に合わせてゲートの位置をセットして、あとはストロークするだけ。レールがついているので比較的まっすぐ転がりますが、左右にマークされた距離通りの振り幅にしないとインパクト後にヘッドがゲートにぶつかってしまいます。

振り幅は「フィニッシュ」から決めた方がストロークは安定する
 パターの振り幅は基本的には左右対称のはずですが、「パッティングハイウェイ」にはバックスイングの大きさを矯正するゲートはついていません。

実際に打ってみたところ、ストロークの「フィニッシュ」を先に決めた方が振り幅は安定しました。バックスイングの大きさやテンポに個人差があっても、「2メートルはここまでヘッドを出して終わり」といった振り幅の感覚で充分タッチが作れました。

 大げさにいえば「10メートルは2メートルのバックスイングを5倍にする」と考えて打つ人はいないので、インパクトからフィニッシュをイメージできることが実践的。今までのパター練習器具になかった部分です。

 また、パター練習器具にありがちな「真っすぐなヘッド軌道」に固執せず、タッチ(振り幅)に特化しているところも好感が持てました。

一般的な練習マットよりも距離感が養える

 ただ難点もあります。タッチ(振り幅)での距離感作りの想定した練習グッズでありながら、「パッティングハイウェイ」はどれぐらいの速さのグリーンを想定しているのか、いまいちよく分かりませんでした。

 個人的な感覚ですが、少なくとも9フィート以上の「速いグリーン」には非常に有効だと思いますが、夏場の遅いグリーンではショートしてしまうでしょう。

 とはいえ「家でパット練習をする」のが目的なら、入れごろ外しごろのショートパット練習になるはずです。市販のパターマットで真っすぐ打つより、はるかに「距離感をイメージする」練習になると思います。

 3000円以下で購入した格安のパター練習器具「パッティングハイウェイ」ですが、モチベーションアップやテーマに沿った練習ができるのでコスパはいいと感じました。

【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)

伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数露出するほか、「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン「FITTING」編集長を務める。

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