『今さら聞けない「本当にいいの?」“カルカタ(軽硬)”シャフトについて教えて』
カルカタはなぜ流行った?
一般のアマチュア男子のシャフト重量は、5年ほど前まで60g台がスタンダードと考えられていました。が、ここ数年のトレンドは50g台です。重量は“軽く”、フレックスを“硬く”した“カルカタ”が定番になりつつあります。
世間でカルカタが流行り始めたのには様々な理由があります。まず、トーナメントで活躍するプロがシャフト重量を落として飛距離を伸ばし始めた事で、アマチュアにも「シャフトは軽くした方が飛ぶ」という考えが浸透したこと。
また、シャフトメーカーさんの企業努力と、カーボン繊維の質の向上などが相まって、軽くて硬いシャフトが作れるようになったという「技術と素材の進化」もあります。各クラブメーカーも、「ヘッド重量を重くしてシャフトを軽くする流れ」を意識したクラブ開発をしていて、カルカタブームに拍車をかけたといえます。