馬場咲希は決勝Ｒ進出　後半は粘りのゴルフで「疲れました」　８番は３ｍを沈めてパーセーブ、キャディーの父・哲也さんは入る前に「よしっ！」

　3月7日、ブルーベイゴルフクラブで開催されたブルーベイLPGA第2日目にて、ツアーメンバーとしてのデビュー戦に臨んだ馬場咲希選手は、75位から3バーディー、2ボギーの71でスコアを一つ伸ばし、通算2オーバーの40位で決勝ラウンドに進出しました。

　前半では、11番パー3と12番パー4で連続バーディーを奪い、16番パー3で三つ目のバーディーを獲得しましたが、18番パー5でボギーを叩きました。後半も4番パー3でボギーとしました。

　それでも、8番パー5ではグリーン手前からのアプローチが3メートルほどオーバーしたものの、返しのパーパットを沈めて右手で小さくガッツポーズ。キャディーを務める父・哲也さんも、パットが入る前に思わず「よしっ！」と声を上げました。

　ホールアウト後、中継局のインタビューで馬場選手は「ラウンド中はしんどい場面が多かったので予選通過できてよかった」と振り返りました。前半はチャンスについてバーディーを取れたが、後半はショットが乱れ、アプローチでパーを取る状況が多かったと述べました。「プレッシャーのかかるパットが多かったので疲れました」と話したものの、終盤でパットが入ったことについて笑顔を見せました。

　馬場選手は昨年12月のファイナルQスクールを突破して今季の出場権を獲得し、今大会がツアーメンバーとして初出場。初日はクラブが折れるアクシデントに見舞われるなど、3オーバーと出遅れていました。