2イーグルの比嘉一貴が「62」で5打差3位浮上 石川遼は65位で最終日へ

　第3日 (3月1日) ミルブルックリゾートで行われたニュージーランドオープン第3日目、比嘉一貴選手が見事なパフォーマンスで急浮上しました。予選ラウンドを20位で通過した比嘉選手は、通算17アンダーの62（2イーグル、7バーディ、2ボギー）を記録し、3位にランクイン。首位のコ・グンテク選手（韓国）に5打差まで迫りました。

　イーグルスタートで勢いを 出だし1番ホールで220ヤードからの5Iショットで2オンに成功し、7メートルのイーグルパットを沈めました。その後も2番ホールから2連続バーディを決め、勢いを保ちながら後半の17番ホールでもチップインで2つ目のイーグルを奪いました。

　最終ラウンドへの意気込み 比嘉選手は今季すでにアジアンツアーでトップ10フィニッシュを続けており、最終ラウンドではさらに良い成績を目指しています。「勝ちます」と宣言するほどの差ではないものの、他の選手のスコア次第でチャンスはあると意気込んでいます。

　他の日本勢の状況 米澤蓮選手と鍋谷太一選手は11アンダーで23位。木下稜介選手は10アンダーで32位に後退しました。片岡大育選手は7アンダーで56位、石川遼選手は4アンダーで65位に沈みました。

　全英オープン出場権をかけた戦い 本大会の優勝者には7月のメジャー最終戦「全英オープン」への出場権が与えられます。有資格者の場合、2位以下の選手が繰り上がることになります。