松山英樹は"日本"を背負う大会に強さを発揮する!? 勝ちっぷりが凄かった試合を振り返る

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松山英樹は"日本"を背負う大会に強さを発揮する!? 勝ちっぷりが凄かった試合を振り返る

佐藤信人プロが語る松山英樹選手の栄光の軌跡

 松山英樹選手のPGAツアー11勝目の開幕戦優勝について、ツアー解説でおなじみの佐藤信人プロが6つの試合を振り返りながら、その軌跡を詳しく解説します。

 6つの勝利の記録 松山英樹選手のPGAツアー11勝のうち、5勝目まではすでに紹介しましたが、6勝目となる21年のマスターズでは、日本人初のメジャー優勝という偉業を達成しました。最終日、11番ホール終了時点で2位に5打差をつけていたものの、15番と16番でのボギーで差が縮まる中、17番のティーショットでの見事なドローボールにより勝利を確信しました。

 さらなる勝利 その後、松山選手はZOZOチャンピオンシップ(7勝目)やソニーオープン(8勝目)での逆転劇、ジェネシス招待(9勝目)での圧勝、セントジュード選手権(10勝目)での手に汗握る接戦を制し、今年の開幕戦であるザ・セントリー(11勝目)ではPGA記録を塗り替える35アンダーでの優勝を果たしました。

 飛躍のきっかけ 松山選手のさらなる飛躍のきっかけは、昨年のパリ五輪とプレジデンツカップでの活躍にあると佐藤プロは語ります。五輪での銅メダル獲得やプレジデンツカップで世界ランク1位のスコッティ・シェフラーに勝利したことで、松山選手は大きな自信を得ました。

 ゴルフの魅力 個人競技と言われるゴルフですが、何かを背負って戦うこともその魅力の一つです。松山選手がオリンピックや日本企業の冠大会での勝利を重ねる姿勢は、日本を背負って戦う姿勢としてアメリカのゴルフファンにもサムライのように映り、その人気を高めています。

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