屋内ゴルフTGLは盛り上がってるのか？ 現地観戦で詳細リポート

　1月7日に開幕した新しいインドア型ゴルフリーグ「TGL（Tech-Rich Golf League）」。第3戦はフロリダ州のSoFiセンターで開催され、PGAツアーのトップ選手24人が6チームに分かれて競いました。

　試合は、バーチャルとリアルを融合させた形式で行われます。選手は巨大スクリーンに向かってドライバーショットを打つモニターゾーンと、人工芝グリーンでのショートゲームを行うグリーンゾーンでプレーします。試合は前半が「トリプルス」、後半が「シングルス」という形式で進行します。

　TGLのチケットは非常に人気が高く、最低160ドルの席はすぐにソールドアウトしてしまいます。観客はNBAやNHLのような雰囲気を楽しみながら、試合を観戦しています。選手に近い座席では、選手の声やプレーの臨場感を感じることができます。

　試合は2時間以内に終わり、選手の1打あたりの持ち時間は40秒以内です。このスピーディな展開が観客に好評ですが、試合が早く終わり過ぎると感じる人もいます。

　選手たちはバーチャルとリアルの融合について試行錯誤しています。人工芝グリーンやモニターに映し出される弾道が実際と異なることもあり、改善が求められています。