女子ツアー屈指の飛ばし屋として知られる穴井詩選手。彼女は独特なクラブ選びの考えを持ち、ギアへのこだわりが強い。その詳細なクラブセッティングをレポートします。
ドライバー： 穴井選手が使用するドライバーは『テーラーメイド Qi10 LS』で、シャフトは『ベンタスブルー5S』を選択。彼女は「操作性が良く、振りやすい」と評価し、特にシャフトに関しては「クセがなくて振りやすい」と絶賛しています。
アイアン： アイアンは『ミズノ JPX 921 ツアー』で、シャフトには『KBS ツアー FLT』を使用。軟鉄素材の「S25CM」を用いた鍛造モデルで、「操作性が良く、タテ距離のズレが少ない」とのこと。穴井選手は「やさし過ぎるアベレージモデルは好まない」と、自分の感覚に合ったモデルを選んでいます。
パター： スコアに直結するパターは『オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド』を使用。インサートの初速の速さが気に入っており、「柔らかすぎず、弾く感じが良い」と語っています。シャフトは『スタビリティ』シャフトを採用し、「ミスヒットに強く、フェースが開くミスが減った」とのことです。
クラブセッティング一覧
1W：テーラーメイド Qi10 LS（9度／ベンタスブルー5S）
3・5W：キャロウェイ パラダイム（15・18度）
5U：キャロウェイ ローグ（24度）
5-PW：ミズノ JPX 921 ツアー（KBS ツアー FLT）
50・54度：JAWS RAW（DGツアーイシュー S200）
58度：グライドスタジオ（DGツアーイシュー S200）
PT：オデッセイ ホワイトホットOG 2ボールブレード ツアーラインド
BALL：タイトリスト プロV1
穴井選手の独自のクラブ選びとそのこだわりが、彼女の長い活躍を支える秘訣と言えるでしょう。