ゴルフ界のトランスジェンダー問題には統一ポリシーが生まれた!【週刊GD新春恒例ワイド特集・2025年のテーマは“ニューウェーブ”】

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ゴルフ界のトランスジェンダー問題には統一ポリシーが生まれた!【週刊GD新春恒例ワイド特集・2025年のテーマは“ニューウェーブ”】

ゴルフ界に吹き込む新たな波:トランスジェンダー規定の再変更

 2025年1月7日・14日合併号の『週刊ゴルフダイジェスト』では、国内外のゴルフ界に起きている新たな潮流に焦点を当てた特集が組まれています。特に注目すべきは、米国のLPGAが発表したトランスジェンダー選手に関する新たなジェンダーポリシーの再変更です。

新たなジェンダーポリシーの詳細
 2024年12月4日、LPGAは競技参加資格に関するジェンダーポリシーを再変更しました。新ポリシーでは、「思春期を男性として過ごした選手は女子主要ツアーに出場できない」という条件が導入されました。この規定により、出生時に男性であった選手が女子ツアーに参加するためには、思春期前に性別適合治療を受け、さらにテストステロン濃度を一定以下に保つことが求められます。

規定変更の背景と影響
 この変更の背景には、LPGAのQシリーズでトランスジェンダー選手が出場したことに対して、275人の女子選手が署名して提出した要望書がありました。新ポリシーは医学、科学、スポーツ生理学、ゴルフパフォーマンス、性別ポリシー法の専門家によって策定され、多くの関係者の意見を反映しています。なお、USGAやR&Aも同様の規定を採用し、2025年から適用を開始する予定です。

 ゴルフ界では、この新たなジェンダーポリシーが、トランスジェンダー選手の参加にどのような影響を及ぼすのか注目されています。

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