「45度右に飛ぶ振り遅れでした」 臼井麗香はグリップの“振る方向”を変えて涙のツアー初優勝【コーチに聞く】

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「45度右に飛ぶ振り遅れでした」 臼井麗香はグリップの“振る方向”を変えて涙のツアー初優勝【コーチに聞く】

臼井麗香、ツアー初優勝までの道のり

 臼井麗香は、2021年に初シードを獲得し、2度の2位タイに入るなど順調にキャリアをスタートさせましたが、翌22年からスランプに陥りました。22年のメルセデス・ランキングでは115位、23年には14試合出場で134位に低迷。しかし、23年秋からコーチの柳橋章徳氏の指導でスイングを改善し、24年3月にツアー初優勝を果たしました。

スイング改造のポイント

 シャフトクロスへの回帰: トップでシャフトを右に向ける『クロス』に戻すことで、切り返しのタイミングを取り戻しました。

 切り返しとグリップエンドの方向: ダウンスイング時にグリップエンドの方向にクラブを下ろすことで、クラブの寝過ぎを防ぎました。

苦しい時期の克服

 臼井は何度も予選落ちを経験し、スランプに苦しみましたが、柳橋氏の指導でスイングを見直し、振り遅れを改善。シンプルな考え方で自信を取り戻し、24年3月の「アクサレディス」で初優勝を遂げました。

今後の目標

 臼井は19歳のときに「21年に初優勝、27歳で賞金女王」を目標に掲げていました。初優勝は遅れましたが、27歳となる来年にはさらに大きな目標に向けて挑戦していく決意を示しています。

柳橋氏との取り組みが成果を上げ、今後の臼井のさらなる活躍に期待がかかります。

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