竹田麗央は福島晃子以来27年ぶりの「O型」女王だった！ 「プロゴルファーはB型が強い」という都市伝説を検証

　今季、圧倒的な強さで年間女王に輝いた竹田麗央は、福島晃子以来27年ぶりの「O型」女王です。血液型とプロゴルファーの成績について調べてみました。

O型の女王

　竹田麗央の前にO型の女王となったのは、1997年の福島晃子でした。以降、O型の選手が長く女王に輝くことはありませんでした。1998年から昨年までの26年間で、O型の選手は惜しくもランキング2位に留まることが多かったものの、女王にはなれなかったのです。

血液型別女王の内訳

　A型: 13回（不動裕理6回、イボミ、山下美夢有各2回、上田桃子、全美貞、稲見萌寧各1回）

　B型: 10回（アンソンジュ4回、鈴木愛2回、服部道子、村口史子、大山志保、古閑美保各1回）

　AB型: 2回（横峯さくら、森田理香子各1回）

B型の強さ

　日本のゴルフ界では「B型のプロゴルファーは強い」という噂があり、実際に多くのB型選手が成功を収めてきました。2000年から2009年まではB型選手がトップ10に多く入り、2010年から2019年までもB型女王が多く登場しました。

B型の急失速

　しかし、2020年以降、B型の選手がトップ10に入ることが減少し、現在ではB型のプロゴルファーが強いという都市伝説は過去のものとなりつつあります。

　これらのデータから、血液型とプロゴルファーの成績には一定の関連性があることが見て取れます。竹田麗央の27年ぶりのO型女王という成果も、この関連性を考える上で興味深い事例となっています。