渋野日向子が2028年ロス五輪でソフトとの“共闘”に意欲「そのためにも早く勝ちたい」
渋野日向子、ロサンゼルス五輪出場への意欲を語る
女子プロゴルファーの渋野日向子は、地元・岡山市で開催した「渋野日向子杯 第3回岡山県小学生ソフトボール大会」終了後に取材に応じ、2028年ロサンゼルス五輪出場への意欲を語りました。
ソフトボールへの情熱
小学生時代に熱中したソフトボールが、ロサンゼルス五輪で2大会ぶりに復帰することに対して、渋野は高いモチベーションを持っています。「五輪に出るためには、1試合1試合がすごく大事になる。1年1年を悔いが残らないように過ごしたいし、やっぱり早く勝ちたいです」と語りました。
今季の成績と来季への意気込み
今季、米ツアーに主戦場を移して3年目となる渋野は、「全米女子オープン」で2位、「KPMG全米女子プロ」では7位に入り、ポイントランキング64位でシード復帰を果たしました。しかし、トップ10入りはその2試合のみ。来季は開幕からアクセルを踏み込み、ツアー2勝目を狙っています。
オフシーズンの課題と目標
渋野は年末年始を地元で過ごし、年明けから始動。飛距離アップや100ヤード以内のショットの正確性を高めることを課題としています。「ゴルフも体もすべて、めちゃくちゃ基礎から作っていきたい」と語り、徹底した準備を進める意向です。
日本勢との競争
来季の米ツアーには、日本から新たに今季年間女王の竹田麗央、22〜23年の女王・山下美夢有、岩井姉妹らが参戦し、日本人選手が13人と一大勢力となります。渋野は「素晴らしい選手ばかりが来るので、すごく刺激になる。自分ももっと頑張らんといけん」と意気込みを見せています。
最新の世界ランキング66位の渋野日向子は、プロ8年目となる25年シーズンで、ロサンゼルス五輪に向けた挑戦をスタートします。
