渋野日向子を襲う新たな日本勢のプレッシャー…来季は米ツアーシード権復活も安心にはほど遠い
渋野日向子、新たな挑戦と重圧に向けて
日本時間12月11日に行われた米女子ツアー最終予選会で、史上最多の13人の日本勢が来季の出場権を獲得しました。これにより、参戦4年目となる渋野日向子(26)は、これまで以上の重圧を背負うことになります。
渋野は2019年の全英女子オープン優勝で「スマイルシンデレラ」として世界中のファンを獲得しましたが、その後は海外での優勝がありません。今年は全米女子オープン2位、全米女子プロ7位という成績でポイントを稼ぎましたが、他の試合では見せ場を作れませんでした。
特に痛かったのは、冠スポンサーのAIG損保のブランドアンバサダーに就任した全英女子オープンでの予選落ちでした。この試合は「一番大事な試合」と語っていた渋野にとって大きな失望となりました。
来季は、日本勢の活躍がさらなるプレッシャーとなりそうです。ツアールーキーの西郷真央や、新人の竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛・千怜姉妹らが1年目から活躍する力を持っており、渋野の焦りを感じさせる要素となるでしょう。
渋野は、来季こそ新たな歴史を作り、再び輝きを取り戻すことを目指しています。彼女のこれからの挑戦に注目が集まります。
