LPGA最終予選会で馬場咲希が奮闘!初のフォールズコースでのアンダースコア記録
<LPGA Qシリーズ(最終予選) 3日目◇12月7日◇マグノリア・グローブGC(アメリカ・アラバマ州)>
アメリカ女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアーの出場権を目指し、2年連続で最終予選会に挑んでいる**馬場咲希(ばば・さき)**選手。この日は、過去苦戦していた難易度の高いフォールズコースで自身初となるアンダースコア「69」をマーク。総合3アンダー・20位タイの好位置につけ、出場権獲得圏内のトップ25をしっかりとキープしました。
フォールズコースの壁を突破
昨年、フォールズコースでは「74」「71」とスコアを崩し、最終順位62位でエプソンツアーが主戦場となった馬場選手。今年も第2日目に「72」と苦戦を強いられていましたが、3日目で見事にリベンジを果たしました。この日、4バーディ・2ボギーの安定したプレーを見せ、フォールズコースでの初アンダースコアを記録。馬場選手の成長と執念が感じられるプレーとなりました。
リベンジへの強い思い
前日、終盤16番ホールからの連続ボギーでスコアを落とし悔しい結果に終わった馬場選手。「耐える場面が多い中で、アンダーで回りたい気持ちが強かった」と語るように、この日はリベンジに燃えた一日でした。12番ホールで先にボギーを叩いたもののすぐにバウンスバックし、後半も2バーディ・1ボギーと着実にスコアを伸ばしました。
丁寧なプレーと冷静な分析
「ティショットの精度が前日より良くなり、決めるべきパッティングを決められた」と振り返る馬場選手ですが、それでも「まだ耐えるプレーが多く、プラマイゼロの感覚」と謙虚さを忘れません。米ツアーへの強い想いがこの一年間でさらに強まり、その高い意識が今週のプレーに反映されています。
初日からトップ25圏内を維持していることについても、「圏内にいるのは良いことだけれど、もう少しスコアを伸ばしたい」と冷静に分析。目の前の18ホールを丁寧にプレーし、折り返し地点で好位置をキープしています。
残り2日間での勝負
最終予選会も残すところ2日、36ホール。「いいスコアを出せるように」と馬場選手は語り、クロッシングズコースでのさらなるスコアアップを目指します。ラストスパートに入る馬場選手がどのような結果を残すのか、ファンの期待が高まります。
