「片手打ち」を効果的な練習にするための“一工夫”とは？ 実際に試してみた

　ゴルフの片手打ち練習は、正しい方法で取り組むと非常に効果的です。武田登行プロが教える片手打ち練習のコツを、シングルハンディキャップの野村タケオが実際に試してみました。

片手打ち練習の効果
　片手打ち練習は、腕と体の動きを同調させ、スイングのクセやズレを明確に把握するのに役立ちます。右手片手打ちではハンドファーストのインパクトを学べ、左手片手打ちではヘッドがインパクトを境に手を追い越していく感覚が学べます。

右手片手打ちのコツ
　空いている左手を右わきに挟むことで、腕と体の同調を促します。

アドレス時に右手首の角度をキープし、ハンドファーストでボールを捉える感覚を養います。

左手片手打ちのコツ
　右手で左肩をつかむことで、自然に左肩を回すテークバックを促します。

肩を縦に回す意識を持ち、フォロースルーでヘッドをターゲット方向に出すことを心がけます。

共通のポイント
　右手片手打ちでは両肩と左ひじでできる三角形、左手片手打ちでは両肩と右ひじでできる三角形を意識し、その三角形を崩さないように体を回します。

9番アイアンを使用し、短く持って5ヤード先にキャリーするくらいの距離で練習します。
　片手打ち練習は、手打ちではなく腕と体の動きを同調させることが大切です。ぜひ、正しい方法で片手打ち練習を取り入れて、ショットのクオリティを向上させてください。