ネリー・コルダはスロープレー問題の“非情な極論”に賛成「ファンのためにも良くない」
スロープレー問題再燃!CMEグループ・ツアー選手権を前に選手たちの声
11月19日に開幕するCMEグループ・ツアー選手権。先週行われた「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」では、スロープレーが問題となり、最終組のプレー時間が5時間38分にも及びました。この進行遅れにより、予定されていたテレビ放送時間が51分間延長される事態となりました。
優勝争いに絡んだチャーリー・ハル(イングランド)は、「3回ペナルティを受けたらツアーカードを失う制度にすべき」と、厳しい意見を述べました。この発言は選手間でも波紋を呼び、今大会でもスロープレーに関する質問が続出しました。
選手たちの意見
世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)は、「スロープレーは大きな問題。ファンにとっても6時間近く試合を見るのは苦痛」とコメント。彼女はまた、ルールオフィシャルが最初のグループから監視を始めるべきと強調しました。
レクシー・トンプソン(米国)は、「スロープレーはLPGA全体の問題。ペナルティや罰金などで対応すべき」と述べ、改善の必要性を訴えました。
広がるスロープレー問題
この問題は米女子ツアーに限らず、米男子ツアーや欧州ツアーでも指摘されています。国内女子ツアーでも今年の開幕戦からルールを厳格化していますが、改めて各ツアーが現状を見直す必要がありそうです。