【死闘】竹田麗央が“米ツアー初優勝” 予選会免除でwwww
TOTOジャパンクラシック 最終日 ◇ 3日 ◇ 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇ 6616ヤード・パー72
優勝を決めた瞬間
プレーオフ6ホール目。竹田麗央(たけだ れお)は、1メートル強のバーディパットを見事に沈め、勝利を手にしました。両手を挙げて喜びを表現する姿は、普段の彼女の控えめなリアクションとは対照的で、激闘を物語っていました。
日没ギリギリの感動
米ツアー初優勝を決めた竹田選手は、インタビューで「本当に長くなってしまってすいません」と観衆に謝罪し、その後の言葉で笑いを誘いました。「最後に優勝できて本当に嬉しいです。このホールがラストと聞いたので、やるしかないと思いました。やっと終わったと思いました」。今季の日本での8勝目ですが、プレーオフを制しての優勝は特別な意味を持つものでした。
厳しい戦いを乗り越えて
竹田選手は、10番と11番、14番と15番での連続バーディで首位を固めていたマリナ・アレックス(まりな・あれっくす)選手に食らいつきました。16番でイーグルを奪い、1打差に迫ると、正規の最終18番でバーディを決めて追いつきました。「前半からいいプレーをしていたが、3打差をつけられたときは正直厳しいと思った」と語る竹田選手。しかし、「最後まで諦めずにプレーできて良かった」という気持ちが勝利を呼び込みました。
米国ツアー出場権の獲得
この優勝により、竹田選手は2年間の米国ツアー出場権を獲得しました。これが最も重要な“恩恵”です。もともと12月5日から米アラバマ州で行われる米ツアー最終予選会にエントリー予定でしたが、それが“免除”になりました。「12月の予選会を受けなくて済むのが一番嬉しいです」と、笑みを浮かべながら語りました。
来年に向けての抱負
「来年、初めてアメリカツアーに行くが、いろんな経験をして優勝できればいいなと思います」と竹田選手。日本の女王としての肩書きを背負い、残り3試合も全力で挑む決意を表明しました。
