樋口久子 三菱電機レディス 2日目 小祝さくらの大躍進
第1章: 初日の苦戦からのスタート
埼玉県の武蔵丘ゴルフコースで開催されている「樋口久子 三菱電機レディス」の2日目(26日)では、注目のプレイヤーである小祝さくら(こいわい・さくら)が華麗なプレーを見せた。初日は10番ホールでのダブルボギーが響き、1アンダー・41位タイでのスタートとなった。しかし、2日目の裏街道(10番ホールからのスタート)では見事な巻き返しを果たし、7バーディ・ボギーなしの「65」を記録。トータル8アンダー・4位タイに大きくジャンプアップした。
第2章: パターの変更が好調の鍵
小祝さくらが好スコアをたたき出した要因のひとつに挙げたのが、パターの変更だった。先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」から、新たにテーラーメイドの『スパイダーツアーX X7』に切り替えたことで、大きな変化が生まれたという。「パターがすごく良かったです。ラストの8番と9番ホールでは、どちらも約4メートルのバーディパットを決めることができました」とコメントし、自信を持ってパッティングに臨めたことを強調した。
第3章: パター変更の理由とその効果
小祝さくらがパターを変更した理由については、「以前使っていたパターも最初は良かったのですが、だんだん1メートルの距離でも真っ直ぐ打てなくなってしまったからです。この新しいパターは、ラインを真っ直ぐに出すことができ、狙った場所に正確に打ち出せる点が気に入っています」と語る。この日は27パットにまとめることができ、その性能に大満足の様子だった。
第4章: シーズン途中での課題と目標
6月の「アースモンダミンカップ」で今季2勝目(通算11勝目)を挙げて以降、調子に波があったという小祝さくら。「毎日5アンダーを目指してプレーしていますが、今日はその目標を上回るゴルフができました。ボギーを叩きそうなホールでもしっかり耐えることができ、ノーボギーでラウンドを終えることができました。今日のプレーをこのまま継続していきたいと思います」と意気込みを見せた。
第5章: 逆転優勝への挑戦
現在、首位とは4打差という位置にいる小祝さくら。逆転優勝を虎視眈々と狙っており、その可能性は十分にある。今回のラウンドで得た自信を糧に、最終日も力強いプレーを見せてくれることが期待される。
樋口久子 三菱電機レディスの舞台で、逆転劇を演じることができるか。小祝さくらのプレーに注目が集まる。
