小祝さくら、NOBUTA GROUP マスターズGCレディースで好スタート
第1章: 初日から力強いスタート
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース初日(兵庫県・マスターズゴルフ倶楽部)。北海道出身の小祝さくら(こいわい さくら)が6バーディ、ボギーなしの「66」でラウンドし、首位と1打差の3位と好スタートを切りました。今季13度目となるボギーなしラウンドです。
第2章: 苦手な夏を乗り越えて
26歳の小祝さくらは、猛暑が大の苦手。しかし、「この時期は暑さも和らいできて、残り試合も少なくなるので気合で頑張れます」と、夏を乗り越えた安堵を感じさせる笑顔を見せました。実際、この日の正午の気温は26.4度と過ごしやすい気候で、木陰に入れば涼しい風が吹いていました。
第3章: 黄金世代の成績
1998年度生まれの黄金世代としてツアー通算11勝を挙げている小祝さくら。しかし、そのうち10月以降に勝利を収めたのは2022年の「スタンレーレディス」1勝のみ。特に7月や8月の暑さが苦手にもかかわらず、それぞれ2勝を挙げていますが、10月以降は不調が続いており、6度の予選落ちも経験しています。
第4章: 不調の原因はショット?
10月以降に調子を崩す理由について、小祝さくらは「この時期になるとショットが不調に陥るんです。なぜか曲がってしまって…どうやって打つんだっけ、みたいな感じになります」と話しています。実際、この日もフェアウェイキープ率42.86%、パーオン率66.67%とショットの精度には課題が残るものの、ロングパットが決まり、スコアに繋がったことを強調しました。
第5章: 新しいクラブへの期待
2週前から使用している住友ゴム工業の新ドライバー「スリクソンZXi LS」については、手応えを感じているようです。また、フェアウェイウッドやユーティリティのシャフトを他メーカーに変更したことで調子が上向いており、「すごくいい感じ。あと1勝できれば」と、今季3勝目に向けた意欲を見せました。
第6章: オフシーズンの楽しみ
長いシーズンの終盤戦に差し掛かり、小祝さくらが一番楽しみにしているのは年末年始のオフシーズン。特に、毛ガニを食べることがモチベーションになっており、「オフは忙しいですが、クリスマスが早く来てほしいです。年末年始が一番好きで、毛ガニを取り寄せてゆっくり過ごしたいです」と語っています。
まとめ: 実りある秋を目指して
今季も残り6試合。小祝さくらは、年末年始のゆったりとした時間を楽しみにしつつ、今大会を含めた秋の試合に全力を尽くして、実りのあるシーズンを目指します。
