河本結がFWキープ率UPで暫定首位発進『待ち時間は?』

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河本結がFWキープ率UPで暫定首位発進『待ち時間は?』

河本結、スタンレーレディス初日暫定首位に立つ

1. 悪天候にも負けず、河本結が5アンダーで好発進

スタンレーレディスホンダの初日、静岡県にある東名カントリークラブで行われた大会は、悪天候による4時間30分のスタート遅延にも関わらず、河本結選手が5アンダーで暫定首位を記録しました。12ホールを消化し、ボギーフリーの5バーディという内容で、彼女自身も「一打、一打集中して打てた」と振り返り、納得の表情を見せました。

2. フェアウェイキープ率の課題を克服

今季、河本選手は安定したトップ10入りを果たしており、8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」では見事復活優勝を遂げています。しかし、全体的なスタッツで好成績を収める中、唯一の課題がフェアウェイキープ率です。今シーズンのフェアウェイキープ率は59.132%で、現在80位に位置しています。

彼女自身も「ティショットが明らかに下手すぎる」と課題を認識しており、先週の日本女子オープンでは、タフなコースセッティングの中でフェアウェイキープ率71%(40/56)を記録しました。「ラフに入ったらボギーになる」という意識を持ち続け、集中力を発揮した結果、本日のフェアウェイキープ率は驚異の100%となりました。

3. 大幅なスタート遅延を有意義に過ごす

スタートが4時間30分も遅れたことで、多くの選手がリズムを崩す中、河本選手はその待ち時間を有意義に過ごしました。菊地絵理香選手や柏原明日架選手とゴルフ談義を繰り広げ、2時間30分もの間、ゴルフに関する話が尽きませんでした。

「優勝争いや優勝経験の話を聞けて、すごく勉強になった」と彼女は語り、特にキャディとのコミュニケーションの取り方やメンタルの保ち方について多くを学んだと話しています。その学びを心に刻み、「いい緊張感」を持ってスタートホールに立つことができたとのことです。

4. リベンジへの強い思い

先週の日本女子オープンでは優勝争いに加わりながらも、最終日に「74」を記録し、結果は11位に終わりました。その悔しさをバネに、今回の大会では「リベンジ」を誓っています。

また、フィールドにはメジャーチャンピオンである笹生優花選手や古江彩佳選手が参戦しており、さらには米国女子ツアーの来季出場権をかけた予選会「Qスクール」に挑戦する選手たちも集まっています。「メジャーを制したふたりもいるし、アメリカに挑戦する選手たちとの今季の残り試合は9試合しかない。その中で一つでも勝ちたい」と、冷静さを保ちながらも強い意気込みを見せています。

5. 次戦に向けた準備

河本選手は、翌日の再開に向けて「ケアを受けて、早く寝て、ご飯をしっかり食べて…やるべきことはいつも通り」と語り、ルーティンをしっかり守ることが重要だとしています。

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