【LPGA昇格】日本勢のボーダー! 馬場咲希は最低単独9位

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【LPGA昇格】日本勢のボーダー! 馬場咲希は最低単独9位

エプソン・ツアー選手権 事前情報:日本勢の活躍に注目

2024年10月1日、米国カリフォルニア州インディアンウェルズ・ゴルフ・リゾート(6457ヤード、パー71)


今週、10月3日から6日の4日間にわたり、米国女子下部ツアー(エプソン・ツアー)のシーズン最終戦が開催されます。この大会は、来季の米国女子ツアー(LPGAツアー)昇格をかけた重要な試合となっており、ポイントレースの決着がつく場面でもあります。特に、日本選手たちがどのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まっています。


ポイントレースの仕組み

まずは、この大会の背景となるポイントレースの仕組みについて簡単に整理してみましょう。ツアーのシーズン終了後、ランキング上位15名の選手が来季のLPGAツアーに昇格します。そのうち、ランキング10位(タイを含む)以内の選手は、来季のLPGAツアーで『カテゴリー9』に分類され、11位から15位(タイを含む)の選手は『カテゴリー15』に入ります。

この「カテゴリー」の仕組みによって、上位の選手ほど出場できる試合数が多くなるため、来季の活躍に大きく影響します。カテゴリー15に入ると、出場権は限定的となり、優先的に試合に出場できるわけではありません。したがって、各選手にとってこの最終戦で少しでも上位に食い込むことが、来季の活躍に向けて重要な意味を持っています。


日本勢の動向:馬場咲希(ばば・さき)の挑戦

現在、ポイントランキング18位に位置しているのが、馬場咲希(ばば・さき)選手です。昨年の最終予選会で来季のトップカテゴリーには届きませんでしたが、今季はエプソン・ツアーを主戦場に米国でプレーを続けています。これまで17試合に出場し、最高位は2位、トップ10にも4回入る安定した成績を残しています。

累計ポイントは808.603ポイントで、現在10位の選手との差は280.272ポイント、15位との差は100.328ポイントです。最終戦では、通常の試合よりも配点が30%増加し、優勝で650ポイントが得られます。馬場選手が10位以内に入るためには、最低でも299ポイントを獲得できる単独3位以上、15位以内を目指すには104ポイントが必要となります。


長野未祈(ながの・みのり)と谷田侑里香(たにだ・ゆりか)の戦い

馬場選手に続き、日本勢で注目されるのが、ランキング39位に位置する長野未祈(ながの・みのり)選手です。オレゴン大学での大学生活を経て、昨年の予選会で今季の出場権を獲得しましたが、ツアーに本格参戦できたのは今年の5月からです。これまで10試合に出場し、3位に2回入るなど安定したパフォーマンスを見せています。

長野選手は、最終予選会の出場ラインである35位との差が23.333ポイントであり、単独37位以上でその差を埋めることが可能です。また、15位との差は391.931ポイントあり、単独2位以上を狙うことで15位以内に食い込むことが求められます。

一方、現在ランキング47位の谷田侑里香(たにだ・ゆりか)選手も注目選手の一人です。谷田選手は高校時代から米国でプレーし、昨年の予選会を経て今季からエプソン・ツアーに参戦。これまで16試合に出場し、トップ10に2度入る成績を残しています。彼女は現在35位との差が155.754ポイントあり、単独6位以上の成績が求められます。


最後の戦いにかける日本勢の意気込み

エプソン・ツアー最終戦には、108名しか出場できない狭き門の中で、日本選手3名がその挑戦権を獲得しています。それぞれが、自身の目標ラインを突破し、来季のLPGAツアー昇格を目指すために全力を尽くすことでしょう。最終戦での彼女たちの健闘に期待が高まります。


まとめ

エプソン・ツアーのシーズン最終戦は、来季のLPGAツアー昇格をかけた重要な舞台です。日本勢で最も注目される馬場咲希(ばば・さき)選手に加え、長野未祈(ながの・みのり)選手や谷田侑里香(たにだ・ゆりか)選手も、その活躍が期待されています。特に、最終戦でのポイント配分が通常より高いため、上位入賞が大きな成果をもたらす可能性があります。彼女たちの健闘に注目し、応援しましょう。

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