「なかなか勝てなくて…」プロ5年目で悲願成就 安田祐香が涙の初V
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日
宮城県の利府ゴルフ倶楽部で行われたミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンの最終日、安田祐香選手が見事に初優勝を飾りました。27ホールの短期決戦でトータル9アンダーを記録し、悲願のツアー初勝利を達成しました。
激しい雨の中、1打差でスタートした安田選手は、11番パー3でバーディを奪い、13番でもスコアを伸ばして一時は2位との差を3打に広げました。コースコンディションの悪化による中断後の15番パー3ではボギーを叩きましたが、16番パー4では2打目をピンそば50センチに寄せ、17番でもバーディを奪取。最終18番パー5ではボギーを叩きましたが、4打差で優勝を決め、ギャラリーの大歓声に包まれました。
優勝インタビューでは、「これまで優勝争いをしてもなかなか勝てなくて…」と涙ながらに語り、「声援も大きく、お世話になった方々に恩返しができてうれしいです」と感謝の気持ちを表現しました。プロ5年目でつかんだ初タイトルに、喜びをかみしめる安田選手の姿が印象的でした。
最後に、「なかなかプロになっていい成績が残せなかったんですけど、ずっと応援していただいてありがとうございます。これからビッグトーナメントが最終戦まで続きます。いい戦いができるように頑張ります」とファンへの感謝と今後の意気込みを語りました。
同世代には米ツアーで活躍する古江彩佳選手、西村優菜選手、吉田優利選手がいます。彼女たちに続き、ついにツアー優勝者の仲間入りを果たした安田選手。これからもライバルたちに追いつき、さらなる飛躍を目指します。