米国選抜がソルハイム杯制す、17年以来の優勝
第19回ソルハイムカップの最終日が9月15日、米フロリダ州ゲーンズビルのロバート・トレント・ジョーンズGCで行われ、米国選抜が15.5対12.5で欧州選抜を破り、2017年以来の優勝を果たしました。
米国選抜は10対6でリードして最終日を迎え、個人戦12試合で4勝1引き分けを目指しました。前半で3勝を挙げたものの、終盤まで勝負は決まらず、9試合目でリリア・ブが0.5ポイントを獲得して決着をつけました。
初出場の欧州選抜のアルバン・バレンズエラは、残り2ホールで2ダウンの状況から17番でバーディーを奪い、18番でもアプローチをピンそばに寄せてタップインバーディーを決め、引き分けに持ち込みました。
これにより米国選抜は得点を14.5点に伸ばし、優勝を確定させました。ソルハイムカップは最近、欧州選抜が2回優勝し、1回引き分けとなっていましたが、通算成績では米国選抜が11勝7敗1分となりました。
米国選抜のステーシー・ルイス主将は、「とても気持ちがいい。見ていてはらはらしましたが、選手たちを誇りに思います。本当にどちらに転んでもおかしくなかった」と振り返りました。
「チームを誇りに思います。リリアの最後のプレーは信じられないものでした。まさに世界最高峰の選手に期待されるプレーでした」と語りました。
一方、欧州選抜は米国開催大会で初の8勝を目指しましたが、最終日の逆転劇は実現せず、4連覇には届きませんでした。
