ガッツポーズしない男・岩崎亜久竜、1打差2位浮上「めちゃくちゃうれしいんですけど」ポーズなし

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ガッツポーズしない男・岩崎亜久竜、1打差2位浮上「めちゃくちゃうれしいんですけど」ポーズなし

ANAオープン第2日(北海道北広島市、札幌GC輪厚C)

 昨年の日本オープン覇者である26歳の岩崎亜久竜が、67のスコアを記録し、通算11アンダーで2位に浮上しました。彼に続くのは、今季2勝目を狙う33歳の木下稜介(ハートランド所属)と、ツアー初優勝を目指す26歳の大岩龍一で、同じスコアで並んでいます。

 「ガッツポーズをしない男」として知られる岩崎は、5メートルのパットを何度も成功させ、7つのバーディーを決めましたが、一度もガッツポーズを見せませんでした。これは彼のプレースタイルであり、「めちゃくちゃうれしいんですけど」と語りつつも、ポーズには表れないのだそうです。

 「でも、心の中ではやってます。今日は微妙なパーパットを決めたときに一度だけ心の中でガッツポーズしました」と岩崎は笑顔で語りました。

 前半の好スコアの要因は、第1打を林の中に入れなかったことです。アウトでは4バーディー、ボギーなしのプレーを見せました。後半はショットが乱れましたが、最後の2ホールでは林のそばやラフから2メートル以内につけ、連続バーディーで締めくくりました。

 前週の韓国開催では突然の首痛で棄権しましたが、休むことなく北海道にやってきました。7月の全英オープンでは、2日目に2度の9を含む91を叩き、通算23オーバーで予選落ち。「ホールアウトできないかと思った」と振り返りますが、2カ月近くたった今では「すっかり忘れていました」と笑います。気持ちの切り替えが早いのも彼の強みです。

 昨年の日本オープンで石川遼との大熱戦を制して優勝してから、間もなく1年が経ちます。「そこまで、少しずつ調子を整えて、体の面でピークになるように」と語る岩崎。ゴルフの調子はすでにピークを迎えつつあります。2度目のウイニングパットを決めたとき、ガッツポーズは飛び出すのでしょうか。

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