アマチュアゴルファーNさんの悩み 「グリーン周りのあごの高いガードバンカーが苦手です。セオリー通りにオープンスタンスでカット軌道で振っているのですが、うまく脱出できるのは5回に1度程度…。どうしたら毎回うまく打てるのでしょうか？」
藤井美羽のレスキュー回答 ボールを直接打たずに砂を爆発させて飛ばすエクスプロージョンショットは、ボール手前にクラブを入れて打つと分かっていても、確実にうまく砂を取るのは難しいものです。そこで私が大事にしているのはイメージです。頭の中でどれだけいつも同じイメージで打つことができるかを重視しています。
腰を落として重心を下げる
まずアドレスでは、重心を下げることがポイントです。腰を落とすことで自然と手の位置がハンドダウンとなり、適度な横振り軌道になることでボールが上がりやすくなります。ハンドアップのまま縦振り軌道では、高さも飛距離もコントロールしにくいです。
アドレスの状態にヘッドを戻す
アドレスからフィニッシュまで体重は常に左足に置きます。右に体重を移動させたり、体の軸を左右にブレさせるのは絶対にNGです。全てのショットに共通して言えることですが、特にバンカーでは構えた位置にヘッドを戻すことをどれだけイメージできるかが成功のカギになります。
クラブはネックから入れる
フェースを開いてオープンスタンスに構えるため、スイングはヘッドをスタンスの向きに出すのが正解です。バックスイングは高く上げ、フォローは低く出す。カット軌道で振りますが、コツはインパクトゾーンでクラブをネック側から砂に入れること。ボールがフェース面を斜めに擦っていくイメージが重要です。
まとめ：成功のカギはイメージ力！
腰を落として重心を下げる。
アドレスの状態にヘッドを戻す。
クラブはネックから入れる。
無理に上げようとしなくても、フワ～リとボールを飛ばせるようになりますよ！