石川遼32歳最後の大会へ「今までは“わーい誕生日だー”。今年は引き締まる思い」
男子ゴルフのANAオープンが、9月12日から4日間にわたり北海道の札幌GC輪厚Cで開催されます。2015年大会で優勝した石川遼選手(32歳、CASIO所属)は、11日にプロアマ戦に出場し、最終調整を行いました。
前週のシンハンドンヘ・オープンでは、最終日に66の好スコアを記録し、20位でフィニッシュ。石川選手は「大きな部分では非常に良いが、細かい部分で課題を感じている」とコメントし、アプローチの距離感などに微調整が必要だと述べました。
札幌GC輪厚Cは林間コースで、石川選手にとって得意なコースではありませんが、2015年には優勝を果たしています。2年前には大槻智春選手に優勝を譲ったものの、プレーオフまで進出。今年は第50回の記念大会ということもあり、「50年続く大会は日本では数えるほど。重さを感じる。憧れの大会で優勝できたのは光栄」と振り返りました。
また、来週の17日に33歳の誕生日を迎える石川選手にとって、ANAオープンは32歳で臨む最後の大会となります。「今までは“わーい、誕生日だー”という感じで、年を取ることが楽しかったけど、今年は引き締まる思いでいる。ここから、あと何年だろうという思いもあるし、それが長ければ長いほどいい。勝負に出たいという気持ち」と、今季2勝目への意欲を語りました。
