時間差バックスピン!? 奇跡のホールインワンにギャラリーも実況席も大興奮

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時間差バックスピン!? 奇跡のホールインワンにギャラリーも実況席も大興奮

 米国男子ツアーの公式インスタグラムが更新され、「あなたは、このファジー・ゼラー(米国)のエースを信じられますか?」というコメントと共に、過去の驚きの一打の動画が公開されました。

 72歳のゼラーは、米国ツアーでマスターズと全米オープンを含む10勝、欧州ツアーで2勝、PGAツアーチャンピオンズで2勝を挙げた大ベテランです。

 176ヤードのパー3でゼラーが放ったショットは、グリーンのカラーに落ち、ラフのギリギリの所で止まりました。実況アナウンサーは「これは良くないライです。難しいアプローチになるでしょう」と伝え、解説者の「フー、フー!」という息を吹きかける音も聞こえてきました。

 すると、まるでその息が届いたかのようにボールがゆっくりと動き始め、アナウンサーも「あれ、ちょっと待って、動き出しましたよ。信じられません」と興奮気味。ボールはカップに向かって転がり、そのままホールインワンを達成しました。

 ラウンド後のインタビューでゼラーは、「7番アイアンでフェードをかけて打ったんです。でもフェースの上に当たってしまいました。ショットとしては最悪でしたが、結果は最高でしたね」「私はすでに歩き始めていたので、ボールが動きだしたのは見ていませんでした。本当に信じられません」と振り返りました。

 アナウンサーから「時間差のバックスピンですね、素晴らしい!」と褒められても、「いや、フェードのかけそこないです。ボールが動くのをちゃんと見られなかったのだけが残念ですよ」と謙虚な姿勢を崩しませんでした。

 この動画を見たファンも驚きを隠せず、「どうやったの? 風? 方法を知りたいよ!」「ボールは完全に止まっていたよね。磁石でも使ったのかな?」「リモコンボールかい? 私だったら10数個は必要だね。とにかく、おめでとう」「ボールを撮り続けたカメラマンは偉いね!」など、多くのコメントが寄せられていました。

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