アイアンの分厚いインパクト音って知ってる？ ナイスショットは『カシャッ』、ミスは『バシャッ』

　ゴルフの練習場で、宮里藍の父でありコーチの優氏が、アイアンショットの重要なポイントを教えてくれました。狙い通りにボールが飛んでも、インパクトの音が「バシャッ」と鈍い場合、それはダフっている証拠です。練習場の人工マットでは、手前から入ってもソールが滑ってナイスショットに見えることが多いですが、実際のコースでは池に落ちてしまう可能性があります。

　優氏は、インパクト時に「カシャッ」というシャッター音のような音が理想であると説明します。この音を出すためには、球の5センチ後ろに厚紙を置き、それを飛ばさずに打つ練習が効果的です。コピー用紙ではなく、ボールの空箱を使うと良いでしょう。

　また、アイアンショットでは球の下部をわずかに斬り残すイメージが大切です。これにより、スピンの効いた最高のショットが打てます。練習中はインパクトの音を確認しながら行うことで、上達が早くなります。

　このように、音を意識した練習方法で、より正確で力強いアイアンショットを目指しましょう。