約2000コースのうち選ばれるのは一握り! プロのトーナメントで使うゴルフ場はどうやって決まるのか?
プロのゴルフトーナメントで使用されるゴルフ場は、選手、観客、スポンサーの視点から慎重に選ばれます。選手にとっては練習設備や駐車スペース、コースの総ヤーデージが重要で、特に男子ツアーでは7000ヤード以上が望ましいとされています。観客にとっては見ごたえのあるコースが求められ、スポンサーにとっては広告収入や宣伝効果が考慮されます。
例えば、「三井住友VISA太平洋マスターズ」は太平洋クラブ御殿場コース、「中日クラウンズ」は名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで開催されますが、スポンサーの変更により開催地が変わることもあります。
ゴルフ場側はトーナメントに向けて、グリーンの刈り込みや地面の硬さ調整など、プロ仕様のコース管理を行いますが、過度な管理は通常営業に支障をきたすこともあるため、バランスが求められます。
名選手たちがプレーしたコースを訪れてラウンドするのも一興です。