松山英樹、バタバタのスタートから奇跡の追い上げへ!新ドライバーで挑むツアー選手権2日目のドラマ

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松山英樹、バタバタのスタートから奇跡の追い上げへ!新ドライバーで挑むツアー選手権2日目のドラマ

松山英樹、ツアー選手権2日目の奮闘記

第1章: 序盤の苦闘

ツアー選手権2日目、**松山英樹(まつやま ひでき)**は厳しいスタートを切りました。イースト・レイクGC(ジョージア州)の7490ヤード、パー71のコースでの挑戦は、松山選手にとって思い通りにはいかないものでした。特に序盤では、ティショットを左の林に外した4番ホールでのボギーを皮切りに、続く5番、6番でもボギーを連続で喫してしまいます。松山選手は「4番は仕方ないにしても、5番、6番は、ボギーを打つ内容ではない。マネジメントミスも含めて、もったいないですね」と、振り返ります。

第2章: 苦しい状況からの反撃

この日のフェアウェイヒット率は50%(7/14)と、松山選手にとってはやや低い数字でした。それでも8番パー4の短いホールでは、ショットをグリーン手前まで運び、1メートルのバーディパットを成功させるなど、反撃の兆しを見せます。しかし、後半に入ってもティショットが安定せず、バーディパットを外す場面では思わず苦笑いがこぼれることもありました。

14番パー5では、ドライバーショットが左ラフに打ち込まれると、松山選手は怒りを露わにしましたが、これが彼の闘志に火をつける結果となりました。このホールで2打目をグリーン前まで運び、3打目を1メートルにつけてバーディを奪取。この一打で流れをつかみ、続く15番パー3でも1.5メートルのバーディパットを成功させ、連続でスコアを伸ばします。

第3章: 終盤のドラマ

松山選手の反撃は続きます。17番では、7.5メートルのバーディパットを見事に沈め、ギャラリーから大歓声が上がります。最後の18番パー5では、2打目をグリーン左のバンカーに外したところで雷雲接近による中断がありましたが、再開後のバンカーショットを1メートルにつけてバーディを奪い、アンダーパーでフィニッシュします。

この日はグリーンを外しても1パットでセーブする場面が目立ち、合計25パットでなんとか踏みとどまった一日でした。

第4章: 新たな挑戦と明日への決意

今回、松山選手はスリクソンの新作ドライバー、『ZXi LS』を投入しました。この新たな相棒にさらに慣れるため、ラウンド後は日没が近づく中、取材を終えるやいなやすぐに練習場へ向かう姿が見られました。

首位を走るスコッティ・シェフラー(Scotty Scheffler、米国)がトータル21アンダーまでスコアを伸ばしている状況に対し、松山選手は「差が開いているので」と、12打差をしっかりと受け止め、「頑張ります」と明日への決意を固めました。3日目には、この差を少しでも詰めていくことが目標となります。

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