ニトリレディス2日目レポート:須藤弥勒の挑戦
第1章: 13歳アマチュア・須藤弥勒の奮闘
23日、北海道の桂ゴルフ倶楽部で行われたニトリレディス2日目。13歳のアマチュアゴルファー・須藤弥勒が78のスコアでラウンドし、トータル19オーバーで暫定118位に終わりました。最下位から脱出することはできなかったものの、前日のスコアから7打縮め、ジュニアの国際大会で培った実力の片りんを見せました。
須藤選手は、来週の「ゴルフ5レディス」にも出場予定であり、最年少での予選通過を目指しています。
第2章: 5メートルのパット成功、しかし訪れた落とし穴
後半の5番ホール、パー3では5メートルのパットを沈め、この日のスコアを3オーバーに抑えました。13歳という若さを考慮すると、これは非常に優れたスコアです。しかし、最後のホールで集中力を欠き、トリプルボギーを叩いてしまいました。
須藤選手は試合後、「父から『明日も80叩いたら津軽海峡を泳いで帰って来い』と言われていて、このまま行けば大丈夫だと思ったのですが、最後に4パットしてしまいました。すいません」と語りました。
第3章: 2年ぶりの大会、見えてきた課題
今回のニトリレディスは、須藤選手にとって2年ぶりの大会でした。近年、ジュニアの試合に出場していなかったこともあり、今回の結果に対して反省の弁を述べています。「馬も休み明けの2試合目から強くなると言われているので、小さな大会でも出ておけばよかったなと思いました」と、試合後のインタビューでコメントしました。
第4章: 来週のゴルフ5レディスに向けて
須藤選手は、来週の「ゴルフ5レディス」において、いよいよ本領発揮することを誓っています。ゴルフ5とは所属契約を結んでおり、今大会開幕前から次戦を「本番」と表現してきました。須藤選手は、「恩返しも兼ねて、最年少予選突破をしようと思います」と意気込みを見せています。
なお、ツアーの最年少予選通過記録は、2011年「大王製紙エリエールレディス」の松原由美選手の12歳270日であり、須藤選手が記録更新に挑むことはできませんが、今後の成長が期待されます。
まとめ
須藤弥勒選手は、13歳という若さながら、ニトリレディスで見せた挑戦と来週のゴルフ5レディスに向けた意気込みが多くの注目を集めています。今後の彼女の成長と活躍に期待が寄せられます。