松山英樹が10勝目、ソールが黒い“弾丸”パターは、いつもの『ニューポート2』とどう違う?

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松山英樹が10勝目、ソールが黒い“弾丸”パターは、いつもの『ニューポート2』とどう違う?

松山英樹、プレーオフシリーズ初戦で優勝!

 米国男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦、フェデックス・セントジュード選手権で、松山英樹選手が単独トップで優勝しました。彼は4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「70」をマークし、トータル17アンダーで逃げ切りに成功。これは彼にとってのプレーオフシリーズでの初優勝であり、PGAツアー通算10勝目となりました。

 14番では池に入れて首位から陥落し、1打差を追う立場となりましたが、難易度の高い17番パー4で約8メートルのバーディパットをねじ込み、会心のガッツポーズ。最終18番でも3Wでフェアウェイをとらえ、2打目を2メートル弱につけて勝負を決めました。バーディで締めくくり、観客の歓声に応えました。

 また、松山選手は通常の『ニューポート2』ではなく、ブレット(弾丸)ソールの凹んだ部分を黒く樹脂で埋めた特徴的なキャメロンパターを使用していました。スコッティ・キャメロンもSNSで彼の勝利を祝福しています。

 「フェデックス・セントジュード選手権の優勝者に祝福を。彼は写真に写っているものと似た『クラフツマン スクエアバックSSSプロトタイプ』を信頼し、ツアー通算10勝目、今季2勝目を挙げました」と、スコッティ・キャメロンはコメントしています。

 松山選手の『クラフツマン スクエアバックSSSプロトタイプ』は、過去の『CIRCA 62 No.1』のようなバンパーで、トウが高くて全体にビンテージ感が漂い、やや小ぶりでブレード長も『ニューポート2』より短く見えるとのことです。

 ブレット(弾丸)ソールの利点については、ツアー担当者によれば、クラシカルで難しそうに見えるかもしれませんが、弾丸が通り抜けた跡のような凹んだ分の重量を周辺にきちんと配分しているため、そこまでシビアではないとのこと。ただし、グリーン上のピッチマークを直すのは少し難しいかもしれませんね。

 黒い樹脂の意味については、詳細は不明ですが、松山選手のパター選択には何か特別な理由があるのかもしれませんね!

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