フェデックスカップのレギュラーシーズン総括とプレーオフの展望
1. ウィンダム選手権の結果とフェデックスカッププレーオフ進出者
レギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」が終了し、フェデックスカップの上位70選手がプレーオフ初戦となる「フェデックス・セントジュード招待」（8月15〜18日、米テネシー州）に進出します。これから始まるプレーオフでは、高額賞金がかかった白熱した戦いが繰り広げられることでしょう。
2. フェデックスカップポイントランキングトップ10の選手とボーナス
レギュラーシーズンを通じてフェデックスカップポイントランキングのトップ10に入った選手たちには、“コムキャスト・ビジネス・ツアートップ10”のボーナスが贈られます。
1位に輝いたのは、今季6勝を挙げ、パリ五輪でも金メダルを獲得した世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（Scotty Scheffler）。シェフラーのボーナス額は驚異の800万ドル（約11億7600万円）で、これに加え今季の獲得賞金2814万8691ドル（約41億3785万円）も手にしています。
松山英樹（まつやま・ひでき）も今季1勝を挙げ、賞金ランキング8位で763万7611ドル（約11億2272万円）を稼ぎ出しました。松山はポイントランキング8位として、ボーナス240万ドル（約3億5280万円）を受け取っています。
3. プレイオフの展望と注目の高額賞金大会
プレーオフでは、さらに大きな賞金がかかった大会が続きます。第1戦「フェデックス・セントジュード招待」の優勝賞金は360万ドル（約5億2900万円）、第2戦「BMW選手権」では400万ドル（約5億8800万円）が懸けられています。そして、最終戦「ツアー選手権」の勝者には、フェデックス王者としてボーナス2500万ドル（約36億7500万円）が贈られるという、ビッグマネーの戦いが待っています。
4. コムキャスト・ビジネス・ツアートップ10のボーナス詳細
以下は、コムキャスト・ビジネス・ツアートップ10の選手たちとそのボーナス額の詳細です（※日本円換算）。
- スコッティ・シェフラー（Scotty Scheffler）：800万ドル（約11億7600万円）
- ザンダー・シャウフェレ（Xander Schauffele）：600万ドル（約8億8200万円）
- ローリー・マキロイ（Rory McIlroy）：480万ドル（約7億560万円）
- コリン・モリカワ（Collin Morikawa）：440万ドル（約6億4680万円）
- ウィンダム・クラーク（Wyndham Clark）：400万ドル（約5億8800万円）
- ルドビグ・オーバーグ（Ludvig Aberg）：340万ドル（約5億0040万円）
- サヒス・ティーガラ（Sahith Theegala）：280万ドル（約4億1160万円）
- 松山英樹（まつやま・ひでき）：240万ドル（約3億5280万円）
- イム・ソンジェ（Im Sungjae）：220万ドル（約3億2340万円）
- シェーン・ローリー（Shane Lowry）：200万ドル（約2億9400万円）
これから始まるプレーオフでは、これらのトップ選手たちがさらなる高額賞金を目指して熾烈な戦いを繰り広げることになります。